お茶は大変デリケートなものです。よりよい味と香りを楽しんでいただくたに、お早めにお召し上がりいただくと共に、適切な保存をしていただくことが大切です。 なお、当店では茶葉を少量ずつ仕入れ、より新鮮なお茶をお客様にお届けしております。
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■湿気を避ける |
茶葉は吸湿性が高く、空気中の水分を容易に吸収してしまいます。湿気を吸収すると酸化が進んでしまいますし、また、茶葉にカビが生えてしまう事もあるでしょう。湿気を避けることは何より大切です。茶葉を缶などに入れ密封するのはもちろん、湿気の少ない場所で保管してください。湿気を避けるために、冷蔵庫に保管する場合(臭いの吸収に注意が必要です)、小分け(1回分の7gずつなどに分けて)、パックしておくととても便利ですし、より、湿気を防ぐ事が出来ます。
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■においを避ける |
茶葉は他の物質のにおいを吸収しやすい性質を持っています。上記のように、湿気を避けるために冷蔵庫に保管する場合は、他のにおいを吸収しないよう、きちんと密封することが大切です。また、保存する容器に臭いがついていることもありますので、容器に臭いがついていないか、確認してださい。
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■光を避ける |
お茶は強い光を当てた状態ですと、茶葉の色が変色し、味や香り落ちてしまいます。茶葉は、アルミの缶や袋に入れ、直射日光を避けて保存するのがよいでしょう。店頭で、ガラスのケースなどに入れ、茶葉を販売しているお店がありますが、ガラス容器での保存は最も不適切です。日光に限らず、光は避ける必要がありますので、常に暗い場所への保管が必要です。
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青茶の場合は、保存条件がよければ、2年〜3年はお茶の香り、味を楽しむ事が出来ますが、先にも述べたように、開封後は出来るだけ早くお召し上がりいただくことが大切です。逆に緑茶などは、開封後の香りや味の変化がしやすいものもあります。適切な保存方法で、美味しいお茶を楽しんでください。 |