インポテンツについての医師の質問には、以下のようなものがあります。ここ6ヶ月の間で勃起を維持する自信はあるか、性的な刺激を受けた場合に挿入可能な勃起状態になる頻度はどのくらいか、セックスの最中に勃起を維持する事は可能か、満足のいく性行為が出来たのは何回か、などの質問が医師からされるでしょう。
ロンドンのリストデイン医師と同僚の共同研究から、鼾(いびき)は男性への影響が存在するということが指摘されました。即ち、睡眠中の鼾により男性ホルモンテストステロンの分泌量が降下し、それで、インポテンツを招くようになるということが実証されたのです。なぜなら、鼾とは睡眠中に呼吸が一時的に止まることで、これより口腔と鼻腔への空気量が少なくなり、テストステロンの分泌量も吸入されるの酸素量の減少につれ、少なくなるようになるということです。
インポテンツ(ED)患者の中で喫煙者が80%以上のことが現実です。喫煙によるインポテンツ(ED)はどんなものでしょうか。タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる強力な作用があります。ですから、健全な勃起にとっては大敵。陰茎は血管でできていると言ってもよいくらい複雑な血管網で構築されています。その陰茎海綿体を貫く動脈に流入する血液が満たされることによって勃起は起こりますが、ニコチンにより肝心の血管がしぼむので、あそこもしぼんでしまうのです。