熟年夫婦のセックスと健康の関係
近年、セックスと健康の関係に、注目が集まるケースが多く、セックス健康法と言う名称まであります。
セックスにより得られる、美容と健康の効果は多いのですが、実際には、セックスの内容や質(満足感)、頻度(回数)などによって、大幅に効果は変わってきます。
また、男性の場合は、セックスの回数と寿命は比例すると言われますし、女性の場合は、セックスの回数よりも、セックスの質に、寿命は比例すると言われます。
その為、定期的に質の高いセックスを、行う事が長生きの秘訣とも言えるのですが、熟年の夫婦のセックスは中々、質・量(回数)共に、満足の行く内容にする事が、難しい場合が多いようです。
熟年の夫婦のセックスに限らず、ある程度の年数を過ごした夫婦の場合、まずクリアしなければならない事が、セックスレスの問題です。セックスレスでは、セックス健康法も何もありません。
また、夫婦間でセックスは行わずに、お互い外に、セックスパートナーがいる場合もあるようですが、一見お互いが納得していように見えても、この様な関係は、最終的には精神的な疾患を引き起こしたり、離婚になるケースが多いようです。
その為、熟年夫婦のセックスレスは、精神・肉体両面の健康を阻害する原因と言えます。また、熟年の夫婦がセックスを楽しむには、お互いが本当に満足している必要があります。
当然、熟年の夫婦でもセックスを定期的に行って、互いに満足している夫婦もいらっしゃいますが、中には男性(夫)が、自分勝手なセックスを、行っているだけという場合もあります。
この様な場合では、熟年の夫婦にセックスは、健康上有効と言っても、本来の効果は期待できません。何故なら、女性(妻)側に、満足感が与えられていない為に、質の高いセックスとは言えないからです。
先程説明したように、男性はセックス回数が、健康で寿命を伸ばす事になりますが、女性は回数ではなく質が大切です。一回当たりのセックスにおいて、本当に満足する事が、質の高い性行為の条件です。
満足感が与えられずに、本当は気が進まないけど、夫婦関係の問題から、我慢して夫に付き合っていると言った様な性行為では、してもしなくても、女性から見たら変わらないでしょう。
質の高い性行為は、肉体だけの問題ではなく、普段からの夫婦仲(信頼・愛情)と会話などの、コミニュケーションによって作られます。また、自分よがりなセックスにならない様に、セックスについて会話をしましょう。
熟年の夫婦でセックスの話題、特にお互いの満足感などについての会話は、大変かもしれませんが、たまには思い切って、話し合ってみると、思わぬ効果が得られる事も多いです。
マンネリの解消にも役立ちます。熟年夫婦のセックスには、何らかの変化が必要な場合も多いので、それも夫婦間で話し合って、解決する事が出来ます。
また、加齢と共に、体の機能が低下して来る事は、仕方がない事です。男性なら、EDや精力減退などが、女性なら、性交痛などの問題が、襲ってきたりする場合もあると思いますが、現在は治療薬や対処法も確立されています。 |