前立腺は勃起機能と大きな関わりを持ってくるので、前立腺肥大症=インポテンツ(勃起不全)のような見方をされているケースもありますが、前立腺肥大症になってしまったからと言って、必ずインポテンツ(勃起不全)になる、というワケではないことを覚えていてください!
前立腺肥大症は、男性のほとんどの方が老化とともに経験していく病気です。今現在では、40代男性で前立腺肥大症になると言われているのが40%、50代なら50%、60代なら60%と、その確率は年齢と共に上がっていくのです。それは、食生活の変化(主に欧米化)によるものが原因とされており、80歳までに日本人男性の80%が前立腺肥大症にかかると言われているくらいの症状なのです。
インポテンツ(勃起不全)の原因は勃起コントロールに異常がある場合と、精神的なものがあるのですが、前立腺が肥大するだけでは勃起コントロールに関わる血管や神経に影響を与えません。前立腺とインポテンツ(勃起不全)に関わっているのは前立腺肥大症ではなく、前立腺炎の方にあります。
インポテンツ(勃起不全)と前立腺肥大症の関係ですが、前立腺肥大症だけではインポテンツ(勃起不全)にはならないというのが結論です。 |