「結婚」「育児」「出産」は女性にとってハンデになるのか?
日本経済新聞社と日経ウーマンオンラインでは共同でアンケート調査を行い、働く女性の管理職742人、一般職3146人から回答を得ることができました。今回は働く女性にとっての大きなテーマ、「ワークライフバランス」についてのアンケート結果を紹介します。
理想のワーク:ライフ 管理職は6:4、一般社員は5:5
仕事に人生の全てを捧げる生き方も否定はしないけれど、きっと仕事と私生活のバランスが取れている方が幸せなはず……。管理職と一般職では、どんなワークライフバランスで過ごしているのだろうか。
こちらは両者ともほぼ同じ数値となった。ワークライフバランスが取れるかどうかは役職によるものではなく、個人の意識によるものかもしれない。
それでは、どれぐらいの割合でワークライフバランスが取れているのだろうか? 仕事:私生活のバランスを聞いてみた。
管理職で割合が高いのは、6:4、7:3、8:2あたり。ワークライフバランスの平均は、7:3にほど近い。一方、一般社員で回答が目立ったのは、4:6、5:5、6:4あたり。平均は約6:4だ。役職の違いや責任の重さが数値となって現れている。
仕事でも私生活でも満足感を得たい。そんなちょうど良いバランスは、一体どれくらいなのだろうか?理想と現実の間にはギャップはあるのだろうか?
日本経済新聞社と日経ウーマンオンラインが共同で、日本経済新聞電子版および日経ウーマンオンライン、日経ビジネスオンラインの登録会員のうち働く女性を対象に、日経BPコンサルティングが2011年10月18日〜11月6日までインターネット上で「女性の働き方に関するアンケート」調査を実施。役員を除く課長クラス以上を対象とする管理職742人、係長・主任クラス、一般社員(職員)を対象とする一般社員3146人から有効回答を得た。 ※小数点以下を四捨五入するなど、グラフや数値は必ずしも合計が100にならないケースもある |