世界中で約1万5千種いるとされる蟻のなかでも、中国政府が唯一認可する蟻が、擬黒多刺蟻です。擬黒多刺蟻は、天然ミネラルが豊富な火山地帯、広西原産の黒蟻で、薬膳料理にも珍重される蟻です。たんぱく質をはじめ、亜鉛やセレンなどの天然ミネラルが豊富で、なかでも蟻の力の源とされるエクジソンは中高年以降の滋養強壮に、蟻のフェロモンである有機酸は、実年世代のスムーズな動きを助ける成分として注目されています。
この擬黒多刺蟻は、自身の体重の400倍の物を持ち上げ、引く力はその1700倍もあります。日本にいる一般的な蟻は、自重の40倍しか持ち上げられないのに対し、その力は約10倍にも及びます。日本では擬黒多刺蟻は自然食品としての取り扱いですが、中国では「蟻科」という民間伝承が認められています。驚かれるかもしれませんが、擬黒多刺蟻のみで、男女の機能から長年蓄積したお体のガタなど様々なお悩みに用いられています。
蟻はツチバチが土中で進化して蟻になったと言われ、健康食品として馴染みの深い蜂と同類です。しかし、蟻のなかには毒性の強い蟻も存在します。種類の特定できない野生の蟻を商品化することはできません。そのため、蟻力神(イーリーシン)では専用の養殖場で純種の養殖を行っています。
養殖場の周りには、溝を設け、水を流しています。これにより外部からの他種蟻の侵入を阻み、擬黒多刺蟻の純種を守っています。また土中に巣を作らない樹上性の擬黒多刺蟻は、清潔なワラの巣で養殖できるため、土中で生活する蟻に比べて非常に衛生的です。とはいうものの、養殖業者によっては、蟻の体内に残る老廃物をそのままにしているケースも見受けられますが、蟻力神(イーリーシン)では出荷前に2日間餌を断ち、蟻の体内の老廃物を取り除いた、きれいな状態で出荷されています。
擬黒多刺蟻はたんぱく質を67%も含み、乾燥原末といえどもサラサラの粉末というわけではなく、少し珠になりがちです。そのため、原料段階でデキストリンなどの添加物を混ぜ、製品加工しやすいよう、人工的にサラサラな状態にして出荷することがあります。
しかし、これでは擬黒多刺蟻の持つ有機酸やエクジソンなどの含有率を大幅に下げることにもなり、自然品質そのままとは言えません。多少珠状になり、サラサラとはいきませんが、蟻力神(イーリーシン)では100%無添加の擬黒多刺蟻にこだわりたいと思います。
擬黒多刺蟻は、高級中華や薬膳などの宮廷料理にも好まれる食用蟻です。賛否両論あるものの、意外にその味は、美味なことで知られています。
擬黒多刺蟻が含まれている漢方精力剤
1:蟻力神(イーリーシン) 2:香港版蟻力神(ホンコンバンイーリーシン) 3:黄金甲生精カプセル |