早漏のメカニズムと治療について
早漏の原因は、主に「自律神経」のバランスに異常が発生し、射精コントロールが出来なくなる事が挙げられます。人間には、交感神経と、副交感神経という二つの神経が存在します。交感神経とは一言で「活動の神経」と言い表す事が出来、セックス時には交感神経が働くことによって射精します。副交感神経とは「リラックス時の神経」であり、セックス時は勃起時に副交感神経が働きます。
この二つの神経が互いに作用試合、ペニスは勃起したり収縮したりするわけです。早漏は、この二つの神経のバランスが崩れることにより発症します。副交感神経が作用した事により勃起し、そのあと交感神経に切り替わり射精にいたるわけですが、この神経の切り替わりが早くなってしまい、早漏に至ります。また、この二つの神経に異常がある場合、「早漏」だけではなく「インポテンツ」にも繋がります。
早漏の治療時には、この二つの神経を正常に戻すことに重点を置いて治療されます。早漏に有効な抗うつ剤として「トリプトファン」というものがあり、近年海外で実施され早漏回復において高い効果が発揮されているとの報告があります。但し抗うつ剤を服用し続け、更にその容量を間違った場合勃起不全に繋がることもあり、服用のしすぎは本末転倒の結果になりかねませんので注意が必要です。他にも精神的な原因で早漏に繋がる場合もありますので、早漏の解決を試みる前にまずは医師と相談し、原因を明確に特定する事から始めましょう。