自慰ができればEDではない?
自慰(マスターベーション)だと問題なく射精できるのに、パートナーとの性行為ではEDに陥る男性が少なくありません。つまり、「自慰ができるからEDではない」とは言えないのです。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。
ほとんどの男子が思春期に覚える自慰行為(マスターベーション)は、やがて体験するであろう、パートナーとの“本試合”に備えた“自主トレ”の意味合いがあります。
マスターベーションは一般的に、快感を伴う射精で目的を達しますが、そのためには、陰茎が勃起していなければなりません。
では、マスターベーションができれば、ED(勃起不全・勃起障害)ではないのかというと、必ずしもそうとはいえないのです。
今回は、マスターベーションとEDとの関係を探ってみましょう。
相手がいると、うまくいかない不思議
相手がいる性行為では緊張で勃起しにくくなることも…
マスターベーションでは、まったく問題なく
射精できるのに、パートナーとの性行為だとEDに陥る男性が少なくありません。なぜ、このような違いが起きるのでしょうか。
同じ快感を求める行為でありながら、自らの手や指を駆使するマスターベーションとパートナーとの性行為との最も大きな違いは、相手がいないか、いるかです。
生身の相手を必要としないマスターベーションは、たいてい、リラックスした状態で行われるので、勃起しやすい条件下にあるといえます。一方、相手がいる性行為は、たとえ親しい間柄でも若干の緊張を伴うので、
勃起しにくくなる場合があるのです。