天王補心丸の中国語説明書による翻訳

棗仁安神液は北京同仁堂から造られた赤褐色の液体で、香りがあり、味が酸・甘・微苦です。棗仁安神液は補心（心の機能を高めること）、安神（精神を安定させること）の作用があります。不眠、神経衰弱、めまい、健忘などによく用いられます。

安神健脳液は益気（気を補充すること）、養血（血を増やすこと）、滋陰（潤し、冷やすカ（陰）を補充すること）、生津（唾を出させてノドの渇きを取ること）の作用があります。気血不足（元気不足をさすと血による濡養が不足すること）や陰津不足（体内の陰液が不足している状態のこと）による不眠、神経衰弱、眠りが浅くて夢が多い、頭痛、めまい、健忘、驚悸などに用いられます。

安神補心丸は、摂生総要・摂生秘剖卷一に収載される天王補心丹を基づき、血や陰液を補う生薬と心身の乱れを安定させる生薬を組み合わせた処方です。 　同仁堂安神補心丸は北京同仁堂から造られた茶褐色の濃縮水丸で、味が微酸・渋いです。本商品は養心（心の機能を高めること）、安神（精神を安定させること）の作用があります。陰血不足（体内の陰液や血液が不足している状態のこと）による動悸、不眠、めまい、耳鳴りなどに用いられます。

営心丹は養心（心の機能を高めること）、通脈（脈拍を強くすること）、鎮靜（緊張感・興奮感・いらいら感を解消すること）、止痛（痛み止め）の作用があります。心気不足（心が血液循環を推動する機能が不足している）や心陽虚（心気虚で虚寒を呈するもの）による胸悶、動悸、心痛に用いられます。同仁堂営心丹は表面が黒色の水丸で、やや香りがあります。その黒色の薄い膜を取り除くと茶褐色が見えます（薄い膜が一緒に服用可能なので、わざわざ取り除く必要がありません）。

同仁安神丸は漢方の安神法に基づいて造られた漢方処方薬で、養血（血を増やす）、益気（気を補充する）、鎮驚（ 不安感を解消する）、安神（精神を安定させる）の作用があります。悪夢や多夢による不眠、耳鳴り、神経衰弱による不眠、健忘、驚悸と鬱病による気分がぼんやりするなどに効果があります。

複方羊角顆粒は北京同仁堂から造られた黄褐色の顆粒で、香りがあり、味が甘・微苦・辛です。本商品は平肝（肝の機能亢進状態を改善すること）、鎮痛（痛みを解消すること）の作用があります。偏頭痛、血管性頭痛、緊張性頭痛、神経痛などに用いられます

清眩片は北京同仁堂から造られた灰色の錠剤で、味が苦・辛です。清眩片は散風（風の邪気を追い出すこと）、清熱（熱邪を解消すること）の作用があります。風熱によるめまい、偏頭痛、鼻詰まり、歯痛などに用いられます。