上品な風味とふくよかな香りを持つ干し貝柱は、海産の乾貨の中で、最も利用価値の大きい食材のひとつです。
例えばスープや餡かけなどに使い、具となり旨味となり、料理を陰で支える一方で、丸のままふっくらと戻し、蒸し物などにして主役級に扱うことも。旨味が強いのにくせが少ないため、さまざまな食材と組み合わせて楽しめるのも魅力です。
原料となるのは帆立貝。殻つきのまま一度煮て、内臓を取り外し、貝柱のみを塩ゆでしてから炒るようにして乾燥。さらに時間をかけてじっくりと干し、約1ヶ月かけて作り上げます。貝柱の中心までじっくりと均一に乾いており、黄金色〜べっこう色をしているのがよいものです。
、こうしてできあがった干し貝柱は、筋でホロッとほぐれる質感が特徴。生と大きく違う点は、強い旨味を持ち、素材そのものからよい香りを発することです。
主な食べ方としては、スープ、炒飯、あんかけ、煮込み、蒸し物など。野菜類や、汁を吸う春雨、粉皮などと組み合わせると、その本領を発揮します。
また「戻し汁」は具と同等に使える食材。ひと晩寝かせた貝柱の戻し汁に水を加えれば、余計な調味料を加えなくても上品で風味のよいスープが出来上がります。煮物の水にも加えてみてください。昆布や鰹にはない、まろやかな旨味が生まれます。
【干し貝柱戻し方】
自然の状態に返すかのように、ゆっくり、じっくり、戻していくのがコツ。
【通常】
バットに貝柱を並べ、指の第1関節分くらいの水を張ってひと晩浸します。水分は多すぎず、少なすぎず、なるべく貝柱のエキスが濃くなるように。ひと晩たつと、貝柱が1.5倍以上にふっくらと膨らみます。
【急ぎ】
干し貝柱の3倍の分量の水に、酒少々を振りかけて、約1時間蒸します。
【超急ぎ】
ひたひたの水につけ、レンジで柔らかくなるまで温めて戻します。しかしあまりおすすめはできません。
原 材 料 | 貝柱 | 内 容 量 | 358g |
保存期間 | 8ヶ月 | 産 地 | 中国 |
添 加 物 | 無 | メーカー名 | 方家舗子 |
包装方式 | 真空 | 生産許可番号 | QS350322010186 |
商 品 基 準 番 号 | SC/T 3207-2000 | ||
バーコード 番 号 | 6941742511277 | ||
保存方法 | 直射日光、高温多湿の場所を避け常温保存 |
干し貝柱(358g入り) についてお客様の声 |